KIHARA BLOG:社内ラズコンでめざせ優勝!

Raspberry Pi(ラズパイ)で機械学習とか音声認識とか姿勢推定とかしながら組み込みシステムを構築して、社内ラズコンで優勝をめざすブログです。勉強中:Raspberry Pi、Linux、Python、Coral EdgeTPU、PoseNet、Julius

ラズパイ1日目①:ラズパイの組み立て~OSインストール

今回は、ラズパイの電源を入れてOSインストールをめざします。
さっそくラズパイ起動!…と思ったら、説明書ゼロ。
ケーブルの挿し口はなんとなくわかるけれど、付属のヒートシンクやファンの付け方がさっぱりわかりません。
公式サイトやYoutubeを参考にしながら組み立てていきます。

ラズパイの組み立て方

公式サイトにスタートアップの解説が載っているので、この通りに進めていけばOKです。
ただし、モデルによって実物とは配置やスロットが違っているので、そこは読み替えて進めていきます。
ラズパイ3B+の場合、Monitorsの箇所だけが図と異なっていました。実物ではHDMIケーブルの差し込み口になっています。
また、自宅はWiFi環境なので、LANケーブルは接続していません。 f:id:KIHARA0223:20191230134635p:plain Get started with Raspberry Piより

ヒートシンクと冷却ファンの取り付け

CPUの熱対策として、付属部品のヒートシンクと冷却ファンを取り付けます。
ヒートシンクはシールを使ってSoC(CPU)とRAMの2か所に貼るだけです。
f:id:KIHARA0223:20191230135734j:plain 冷却ファンは、ファンを回す電源をGPIOから取得します。 f:id:KIHARA0223:20191230135739j:plain GPIOとは「General Purpose Input/Output」の略で、CPU⇔入出力装置間のデジタル信号のやり取りに利用されます。
f:id:KIHARA0223:20191230134649p:plain Get started with Raspberry Piより
電源を取得する場合は、powerのピンとGroundのピンを接続します。
今回ファンを回すために、4番ピン(5V power)と6番ピン(Ground)を接続し、5V電源を取得します。

OSインストール

これも、公式サイトに従って行います。
Raspberry Pi にOSをインストールするには2つの方法があります。 一つは各OSのイメージファイルをSDカードに書き込み、SDカードから起動し設定する方法。もう一つはラズパイ公式が用意しているNOOBSというインストールソフトウェアを利用してインストールを行う方法です。
初心者にはNOOBSがおススメのようなので、NOOBSを使った方法を記載します。

  1. ラズパイ公式サイト/DownloadsからNOOBSをダウンロードし、解凍する
  2. SDカード(フォーマット済み)に解凍したNOOBSをコピーする
  3. ラズパイのSDカードスロットに差し込み、電源を入れる
  4. NOOBSからOSをインストールする 
    ラズパイ公式サイト/Start up your Raspberry Piの「First-time startup with NOOBS」を参考に、OSをインストールする
  5. ユーザを初期設定する Raspberry Pi公式サイト/Finish the setupを参考に、パスワードなどの初期設定を行う

無事、Raspbianのデスクトップ画面が表示されました!
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ここまでは順調にセットアップできました。
LinuxってCUIベースのイメージでしたけど、結構しっかりしたGUIになってるんですね。
Teratermで遠隔操作しかしたことなかったのでびっくり。すごく使いやすそう。
さて、OSインストールができただけで、まだWi-Fiの設定や周辺モジュールの接続はできていません。
次回は、WiFi設定、USBマイクとカメラモジュールの接続に挑戦します!