ラズパイ1日目①:ラズパイの組み立て~OSインストール
今回は、ラズパイの電源を入れてOSインストールをめざします。
さっそくラズパイ起動!…と思ったら、説明書ゼロ。
ケーブルの挿し口はなんとなくわかるけれど、付属のヒートシンクやファンの付け方がさっぱりわかりません。
公式サイトやYoutubeを参考にしながら組み立てていきます。
ラズパイの組み立て方
公式サイトにスタートアップの解説が載っているので、この通りに進めていけばOKです。
ただし、モデルによって実物とは配置やスロットが違っているので、そこは読み替えて進めていきます。
ラズパイ3B+の場合、Monitorsの箇所だけが図と異なっていました。実物ではHDMIケーブルの差し込み口になっています。
また、自宅はWiFi環境なので、LANケーブルは接続していません。
Get started with Raspberry Piより
ヒートシンクと冷却ファンの取り付け
CPUの熱対策として、付属部品のヒートシンクと冷却ファンを取り付けます。
ヒートシンクはシールを使ってSoC(CPU)とRAMの2か所に貼るだけです。
冷却ファンは、ファンを回す電源をGPIOから取得します。
GPIOとは「General Purpose Input/Output」の略で、CPU⇔入出力装置間のデジタル信号のやり取りに利用されます。
Get started with Raspberry Piより
電源を取得する場合は、powerのピンとGroundのピンを接続します。
今回ファンを回すために、4番ピン(5V power)と6番ピン(Ground)を接続し、5V電源を取得します。
OSインストール
これも、公式サイトに従って行います。
Raspberry Pi にOSをインストールするには2つの方法があります。
一つは各OSのイメージファイルをSDカードに書き込み、SDカードから起動し設定する方法。もう一つはラズパイ公式が用意しているNOOBSというインストールソフトウェアを利用してインストールを行う方法です。
初心者にはNOOBSがおススメのようなので、NOOBSを使った方法を記載します。
- ラズパイ公式サイト/DownloadsからNOOBSをダウンロードし、解凍する
- SDカード(フォーマット済み)に解凍したNOOBSをコピーする
- ラズパイのSDカードスロットに差し込み、電源を入れる
- NOOBSからOSをインストールする
ラズパイ公式サイト/Start up your Raspberry Piの「First-time startup with NOOBS」を参考に、OSをインストールする - ユーザを初期設定する Raspberry Pi公式サイト/Finish the setupを参考に、パスワードなどの初期設定を行う
無事、Raspbianのデスクトップ画面が表示されました!
ここまでは順調にセットアップできました。
LinuxってCUIベースのイメージでしたけど、結構しっかりしたGUIになってるんですね。
Teratermで遠隔操作しかしたことなかったのでびっくり。すごく使いやすそう。
さて、OSインストールができただけで、まだWi-Fiの設定や周辺モジュールの接続はできていません。
次回は、WiFi設定、USBマイクとカメラモジュールの接続に挑戦します!